バッハの残した言葉に、次のような名言があります。
「音楽は共通言語であり、翻訳する必要がない。魂が魂に話しかけるのだ」
深い言葉ですね。簡単にいうと「音楽に言葉はいらない」ということです。
今回は、この言葉と宇宙の関わりのお話です。
1977年、NASAは宇宙へ、ボイジャー探査機を打ち上げました。
ボイジャー探査機とは「カメラロボット」みたいなものです。
ここでは、ボイジャーくんと呼びましょうね。
ボイジャーくんは40年以上、宇宙を旅しています。
お仕事は、毎日地球に宇宙の写真を送ること。
宇宙を旅するカメラマンのボイジャーくんは、もしも宇宙のどこかで宇宙人と会ったときのために、地球の存在を伝えるレコードを持っています。
レコードの題名は『地球の音』。
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンたちの曲、世界中の国の言葉の挨拶、
波、風、雷、鳥、鯨など動物の鳴き声、赤ちゃんの泣き声、 など地球からのメッセージが収録されています。
バッハの生きてた時代、人類が宇宙に行くことなど想像できなかったでしょう。
しかも自分の曲が宇宙へ行くなんて。
でもバッハは、どれだけ文明が進んでも変わることがない、” 音楽の本質 ” をわかっていた。
「音楽は共通言語であり、翻訳する必要がない。魂が魂に話しかけるのだ」
バッハの言うとおり、宇宙人にさえも音楽のすばらしさはきっと伝わるでしょう。
そして地球のファンになっちゃうかも。
さて、今回のお話はこれでおしまい。
夜空を見ながらバッハを聴くと、 また新たな発見があるかもしれませんね。
※画像はレコードのデザインです。
Bonjour コスメドフランスの由香梨です。
下記の新製品のメルマガを考えていたらこちらの記事に出会いました。
どの音楽家達の足跡も尋ねた事があるのでとても興味深く拝見させていただきました。
これからも良いお話を掲載して下さい。
楽しみにしております。
南仏モンペリエ近郊より
由香梨
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